近隣の店を思い浮かべてほしい。ここ5年間に、撤退や閉鎖した店のなんと多いことか。いずれも競合店に比べてお客の要望や変化に対応できなかった結果が、撤退や閉鎖となったのだ。こうした現象は、やがて中古車販売店でも顕在化するだろう。本格的な競争の時代になる中古車販売店の企業戦略も、成長、競争、撤退など3つの経営戦略を組み合わせた戦略ミックスの発想が求められてくる。(1)計画的に展開すること……成長、競争、撤退の3つの戦略を年度ごとの経営方針、経営施策に掲げて展開することである。
(人気サイト)
中古車検索のグーネットオフィシャルサイト
http://www.goo-net.com/index.html
とくに成長戦略であれ、撤退戦略であれ、郊外の小規模でのフリースタンディング(単独出店)は危険が伴う。小規模だとお客の購買特性から、「どうせほしい車はないだろう」と先入観を持たれてしまう。これは、一度に済ませてしまいたいというワンストップショッピング機能を求めるからにほかならない。したがって、立地条件としてショッピングセンターやホームセンターなどの隣接地に出店することが戦略となる。これにはまず計画的な戦略が必要になってくる。(2)早期に決断すること……業績がいっきに悪化することは天災などを除けば、おおむね業績の推移で予測できる。中古車販売は新車部門と違って競合店も多い。悪化の要因は、どの競合店なのか。品揃えなのか。それとも価格なのか。日ごろから、ストア・コンパリゾン(店舗比較)していれば分かることである。変化の時代には、いかに上手に撤退するかも重要な経営戦略となってくる。成長戦略とは、既存店の売上高と来店客数の増加の有無によって判断すべきだろう。