ブランドなら、どこのリサイクルショップでも一流品として扱っていると思って間違いありません。もちろん、それ以外にもたくさんのブランドがあります。フェラガモの靴や財布を忘れることはできませんし、カメラのライカなどもブランドと呼べるかもしれません。そうした人気ブランドの多くは、実は品薄状態にあります。特に程度のいいものは、店頭に並べればすぐに売れてしまうほどで、その人気はやや過熱気味とも思えます。その最も顕著な例が、エルメスのバッグです。中でもパーキンと呼ばれるタイプは、未使用の新古品なら、新品以上の値段でも売れてしまうことが珍しくありません。ご存じの方も多いと思いますが、エルメスは受注生産のため、昨今のブームの影響もあって現在では注文をしてから、五年待ちとも六年待ちとも言われています。しかも、価格は五十万円を下らないのではないでしょうか。エルメスは一生ものと言われるのも、そのあたりにあると思われますが、同時に何十年使っても色落ちしたりせず、ツヤや輝きを失わない質の高さも備えています。中古ブランドの人気が高くなり、価格が「高値安定」になっているのも当然かもしれません。やや矛盾するかもしれませんが、中古ブランドがブームになっている背景には、程度のいい品物が少ないということもあるのです。見方を変えれば、程度のいい人気ブランドを扱うことが、リサイクルショップを成功させる要素の一つでもあるのです。