シャンプーだけを専門に行うフロアや、漢方の相談を受けられるクリニック、さらに未来の美肌師を育成するためのスクールも開校の予定です。私は、そこで多くの方々にきれいになっていただくうえで、とくに力を入れて広めたいと思っているのが、「チャモロジー(魅力学)」という考え方です。今では「チャーミング」という言葉もあまり聞かなくなりましたが、今こそ情報に流されずに立ち止まって、真の女性らしさ、美しさというものをみなさんに考えていただきたいのです。それは「外見」と「内面」の両面からきれいになることであり、また「皮膚」と「筋肉」の両面から肌をケアするということです。きれいになるというのは、決して単純なことではないと思うのです。ただエステに通っているとか、高級なクリームを使っているとか、そういう表面的な美容というものは、案外、もろいものです。それよりも、年齢を重ねてシワの刻まれた肌でも何かキラリと光るものをもっている女性のほうが、真の意味で美しい。そう私は思います。私はこれまでに数多くの女性と接してきましたが、きれいにメイクをした女性が、いきなりバッグをドスンと床の上に置いたり、顔のお手入れはパーフェクトなのに、下着にはまったく無関心だったり、そういう光景にどこか違和感を抱いていました。やはり女性は、行動から生き方、表情まで含めて、トータルで美しくなければ本当にきれいだとは言えないと思うのです。コーヒーカップに口紅をベッタリとつけて平気な顔をしている女性、会食の場で香水の匂いをプンプンさせている女性、ミュールで大音量を立てながら歩く女欧。そういう女性を見るたびに、私は改めて「チャーミング」とは何かということを考えてしまいます。日本中の女性が今よりももっときれいに輝くための、夢の「ビューティー・タワー」。その完成が今、私をもっともワクワクさせていることのひとつなのです。